スプレー缶は穴を空けて缶の日に!2021.05.06
先日、不燃ごみ収集中に火災が発生したとの連絡があり私は急いで片付けの応援に行きました。
現場に着いた時には火は消えている状態で、消火の為に収集車から排出した不燃ごみを再び収集車に積み込んでいる所でした。
駆け付けて下さった消防の方の話によると、「出火付近に穴の空いていないスプレー缶があり、そのスプレー缶が原因でガスが充満し何らかの原因で出火したと思われる。」とのことでした。
今回は幸いすぐに消火できましたが、排出した不燃ごみを見るとスプレー缶の他にガスを使い切っていないライターも入っていたので、対応が遅れていたらもっと大きな火災になっていたかも知れません。
数十年前は捨てる事を考えて作られている物はほとんどありませんでしたが、最近の日用品などは、分別しやすいように工夫されていたり、スプレー缶も残ったガスを全部抜くことが出来るようにキャップに工夫がされている物が多くなりました。
自治体によっては、ガスを抜けば不燃ごみや、資源ごみ(缶類・金属類)で出せる所もあるようですが、長野市はスプレー缶には必ず穴を空けて、缶の日に出すのが決まりとなっています。
常日頃収集の時は細心の注意を払って収集車に積み込んでいますが、それでも今回のように見落してしまう事もあります。
皆さんの心がけでゴミ収集車の火災は未然に防ぐ事ができますので、どうかスプレー缶の穴あけ、分別にご協力をお願いします。
業務部第一グループ 伴田
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