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最近、興味深い本に出合いました。大東文化大学法学部准教授藤井先生の「ごみ収集とまちづくり」（朝日新聞出版）という本です。

東京都北区の家庭ごみ収集体験をもとに現場ではどのような形で業務が流れていくのか、そこで働く人々は何を考えながら仕事に取り組んでいるかなど、ごみ収集の実態を知る内容や、無法地帯とも言われる新宿2丁目の環境美化に向けた取組に参加し、その体験をもとに清掃事業の様々な課題を浮き彫りにし、行政のみが努力しても課題解決には至らず、住民や事業者による清掃事業への理解と協力が必要だとも示しています。

長野市以外の自治体が抱える課題やごみ収集の実態を知ることができ、同じ清掃事業に携わる者として強い関心を持ち読みふけってしまいました。

また、詳細までは書けませんが、北区の一部エリアでは戸別収集（ごみの排出場所が決められている集積所がない）が行われていることにも驚きました。いったいどのよう行われているのか、興味がある方は、ぜひ読んでみてください！

業務部　西野